| Artists |
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| 藤井康一 |
| Koichi Fujii |
| 「ウクレレ抱いた渡り鳥」としては、飛ぶ範囲を広げたいですね。 |
「牧伸三」あるいは「ウクレレ抱いた渡り鳥」こと、藤井康一さんの「チャンポダマンボ」が
九州で大人気! マツケンをしのぐほどの話題になっています。
地元では老いも若きも藤井さんのウクレレが奏でるマンボのリズムにのりのりとか。
バンド「ウシャコダ」でデビューし、ヴォーカルとして活躍した藤井さんの紆余曲折(?)
ウクレレ人生に迫りますよ〜マンボッ! |
昔のルナを引っぱり出して、
牧さんの前でネタをやりました。 |
| ―「牧伸三」こと藤井さんがウクレレを始められたキッカケってやっぱり牧伸二さんですか? |
藤井:もちろん! 小学校の3、4年生頃に「大正テレビ寄席」っていう番組があって、牧さんが司会をやっていたんです。牧さんがウクレレを持って出てきて、「やんなっちゃった」をやっていましたね。
その番組が大好きで、毎週日曜日は欠かさずに観ていました。それで確か5年生のときに親にウクレレを買ってもらったんです。当時500円ぐらいの「ルナ」のウクレレ。それはお茶の水のクロサワ楽器で買ったんですけど、いまだに持ってます。
教則本を自分で買ってきて、CとかFとかコードを覚えて「やんなっちゃった〜♪」とかマネしてましたよ。 |
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― その後「やんなっちゃった〜♪」から発展はしなかったんですか?
藤井:中学生になったらフォークブームが来ていて、ギターに持ち替えちゃった。そこでウクレレは一度途絶えるんですよ。中学の3年間はフォークばっかり。高校に入ってからロックに移行してバンドをやり始めたんですけど、その頃はギターを持ってなくて、ヴォーカルをやってました。最初はディープ・パープルで、次にドゥービー・ブラザースとかスティーリー・ダンを聴いて、同じ頃にちょうど日本はブルースブームなんですよ。バディ・ガイやオーティス・ラッシュも出演した「ブルース・カーニバル」っていうイベントもあって。その頃からどっぷりブルースにハマって、大学に入った頃にはウシャコダの原型のようなバンドをつくっていて、もっぱらブルースとかR&Bを聴いていました。で、大学3年生のときにウシャコダで「イーストウエスト」というイベントに出場して、最優秀グランプリを受賞。それがキッカケでワーナーからデビューしたんですよ。 |
| 撮影 宇良川和政(TRON) |
―次にウクレレが出てくるのは…。
藤井 ウシャコダを解散して、ソロでいろいろやっているときにNack5のパーソナリティーを開局から2年間やったんです。毎週日曜日の朝7時からお昼までという5時間の生番組だったんですけど、その番組の企画で、時事ネタを「やんなっちゃった」にのせてウクレレで弾くっていうコーナーをやるという話になって、昔のルナのウクレレを引っぱり出してきてやっていたんです。で、ある日「師匠を呼ぼう」っていう話になって、牧さんにゲスト出演してもらったんです。それが平成元年かな。牧さんの前で自分がつくったネタをやったりして…。
―夢がかなったという感じですか?
藤井 そうですね。憧れていた師匠が目の前にいたんですから。そのときに牧さんの演奏を見て「なるほど、ハイポジションを使っているんだ」とかいろいろ発見しました。それに「師匠、私に芸名をください!」っていったら、牧さんは「牧伸三」っていう芸名をくれたんです。それから、1992年に「私の青空」というアルバムを関ヒトシというギタリストとつくったんですけど、その関さんと出会って二人でやり始めた1991年頃に本格的にウクレレを持ち始めたんです。
長崎ではマツケンじゃないよ。
「チャンポンダマンボ」です!
―いま現在はおひとりでの活動がメインなんですか?
藤井 最近は「ウクレレ抱いた渡り鳥」としてひとりで活動することが多いです。もう3年ぐらいになるのかなぁ、ひとりで出来ないといけないと思ってね(笑)。それに、ウクレレを持ってひとりだと身軽っていうのもあるし。年間150本ぐらいはライブをやってますよ。
最近はチャンポンの一件があって九州が多いですね。
―九州のチャンポンブームはどんな感じですか?
藤井 かなりすごいですよ。アルバム「チャンポンダマンボ」のリリースに合わせて九州に行ったら、熊本県の天草諸島で「チャンポンがらみで曲を使いたい」という話が出てきたんです。天草では「チャンポンスタンプラリー」というイベントを半年間やっていて、そのイベントのテーマソングに「チャンポンダマンボ」が使われているんです。
―熊本でもチャンポンなんですね。長崎じゃなくて。
藤井 天草にもチャンポンのお店がたくさんありますね。でも長崎でもプロモーションはしていたので、やっと長崎でもNBC(長崎放送)がのってくれて、ランタンフェスティバルという大きなイベントに出演したり。TVにも出て、ますます話題になっています。最近は曲にダンスがついているんですよ。
―マツケンサンバみたいですね(笑)。
藤井 長崎だったらマツケンやってる場合じゃない、「チャンポンダマンボ」でしょ!って(笑)。
―それだけ露出していると、ウクレレをやりたいという人も増えるでしょうね。
藤井 そう思います。それに旅をしていると全国どこに行ってもウクレレ好きっているんだなぁと思いますよ。
―最近、藤井さんはシモギターズのコンサートウクレレを弾かれているそうですが、Gストリングを弾いてみた感じはいかがでした?
藤井 すごくいいですね。僕はストロークでガンガン弾いて歌うスタイルなので、ウクレレに求めるのはパワーとバランスのいい鳴り方なんですよ。弾いたときに手応えがないと物足りない。Gストリングは芯のある音だし、倍音もいい感じがしました。
―ぜひ今後もウクレレで活躍してください!
藤井 そうですね。「ウクレレ抱いた渡り鳥」もようやく定着してきたので、飛ぶ範囲を広げたいですね。どこでも呼ばれれば行きますよ! |
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| 藤井康一 Profile |
1957年、千葉県生まれ。1979年、ウシャコダ、ライブ・アルバム「土一揆」でデビュー。
1984年、ウシャコダ解散。1989年、師匠「牧伸二」と感動の対面、非公式ながら「牧伸三」の芸名をもらう。
以後、ギタリスト関ヒトシとのデュオや「リトル・ジャイヴ・ボーイズ」としてのバンド活動でウクレレを持って活躍。
2004年、牧伸二のアルバム「コキコキロック 70」をプロデュース。
さらに同年、九州で話題沸騰のアルバム「チャンポンダマンボ」リリース。
「ウクレレ抱いた渡り鳥」が全国どこでも出前ライブやります! |
藤井康一オフィシャルサイト http://www.hat.hi-ho.ne.jp/wshakoda/  |